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Shorinji Kempo

12月に入りました

先月までは昼間は軽く汗をかくほど暖かい日もありましたが、12月に入り急に気温が下がりました。

日中の風も完全に冬の風、専有道場も換気のために窓を開けると風の冷たさに冬を感じます。

12月最初の修練日(12/2)、鎮魂行の後に先日行われた昇格考試に合格した拳士へ允可状の授与が行われました。

彼女は中学三年生、本来であれば受験勉強で忙しい中、時間を調節しながら修練して昇段試験に挑戦し、少拳士二段に見事合格しました。

現代社会に必要な能力の一つに物事の処理能力があります。ひとつのことだけをこなしていれば良しということはなく、いくつものことを優先事項を判断しながら同時に処理していかなければなりません。

今回の経験を将来、役立ててもらえれば幸いです。おめでとうございます!!

技術修練中の様子はありませんが、代表道院長の法話中の様子…

新入門の小学生低学年、カメラが気になって話を聞いていません…

しかし、入門当初はその場にいることすらできていませんでした。少しずつ成長しているようです。


おまけ

修練の最後に代表道院長が「何かほかに(言うことが)あるひと?」と問うと、一人の拳士が「はい!」と手を挙げて一言

「僕、今日誕生日!!」

代表道院長「よしっ!じゃあみんなで胴上げや!!」

2022年度入門式を行いました(後編)

入門式終了後は先日、昇格考試に合格した拳士へ允可状の授与を行いました。

出席者全員で記念写真、撮影者が入れ替わり間違い探しのような2パターン

つづけて、恒例のお楽しみ会

お楽しみ会も終了し、保護者会

代表道院長より幹部や一般拳士、保護者へ道院の運営状況などの説明がありました。

解散となったあとの幹部集合写真

(記念写真、集合写真の撮影時のみマスクを外して撮影しております。)

2022年度入門式を行いました(前編)

11/25(金)、2022年度南国日章道院入門式を行いました。

入門式は入門した本人が修行の決意や心構えを確認し、自分自身に誓うための儀式です。

本来であれば、入門者があったその月または翌月に行う儀式ですが、本年度は感染症や他の行事の影響などにより、この日の開催となりました。

まずは作務(掃除)から…

儀式の様子

開式

導師献香(中越参与道院長)

教典唱和、表白文奉読

誓願文奉読

入門者紹介(5名)

誓願文奉読では代表者は難しい文章を良く読めました。

導師法話

代表道院長による金剛禅の儀式についての法話

儀式終了後は、毎回送り迎えをしていただいている保護者の方に感謝を込めて合掌礼

この時の気持ちを忘れずに継続して修行に励んでください。

昇格考試を受験しました

11/6(日)、高知県立武道館で高知県UNITY運営委員会が主催する定例昇格考試(昇段)を2名の拳士がそれぞれ少拳士二段、中拳士三段を受験しました。

試験中の様子は当然のことながらありませんが、まずは学科試験(筆記試験)から始まり、続けて実技試験が行われます。

昼食をはさんで結果発表…

2名とも実技の補講はありましたが、無事に合格しました!

その後、解散…かと思いきや試験官で参加していた副道院長の無茶ぶり…11/19、20に行われた全国大会の壮行会という名目で、組演武一般五段以上の部に出場した参与道院長が演武を披露しました。

(参与道院長は受験者の相手として、組演武の相手は試験官として参加していました。)

…ちなみに、そのおかげか全国大会では県勢しばらくぶりの予選通過、本選に進出しました。

(一般財団法人少林寺拳法連盟の個人会員として大会に出場しました。)

最後に代表道院長、参与道院長、副道院長と一緒に記念写真を一枚。

合格おめでとうございます!!


2022年11月6日付 昇格考試合格者:少拳士二段1名、中拳士三段1名

昇級考試に合格しました

一般社団法人SHORINJIKEMPO UNITYが主管する昇級考試において、合格された拳士に合格証書が授与されました。

9/4付合格者の二人は親子で修練をされています。

親子で同じことに取り組み、ともに成長していくことができるのが、勝敗を目的としない少林寺拳法の良さでもあります。

何か新しいことを始めようという方はぜひ一度、親子で少林寺拳法を体験されてみてはいかがでしょうか?

2022年9月4日付 昇級考試合格者:7級1名、一般3級1名

2022年9月25日付 昇級考試合格者:少年6級1名

南国市スポーツフェスティバル武道祭

10/15(土)南国市スポーツセンターにて南国市スポーツフェスティバル武道祭が開催されました。今回のイベントは、南国市のスポーツ、武道の繁栄と武道の伝統・文化・礼節を市民の皆さまにご理解いただくために園児〜中学生(保護者含む)までを対象に開催されました。開催に至るまでには南国市スポーツ協会、南国市教育委員会のご協力のもと6武道団体が半年前から企画、打ち合わせを重ね、なぎなた、柔道、空手道、剣道、合気道、少林寺拳法が協力し合い開催に至りました。

少林寺拳法からは南国市の南国日章道院と後免道院の指導員と拳士が参加いたしました。また、一般参加者向けのイベントのため、拳士の家族、兄弟姉妹からも参加協力をいただきました。

今回の武道祭は、演武公開と各武道を全て体験いただくという企画で開催委員会の予想を遥かに上回る80名もの南国市民の皆さまに参加をいただきました。

 

なぎなた、柔道、空手道、剣道、そして少林寺拳法の気迫ある演武に体験参加者、観覧者の皆さまからは大きな拍手をいただきました。

 

少林寺拳法の演武は基本演練、単独演武、組演武、女子護身術を公開しました。

基本演練

単独演武

 

組演武

 

女子護身術

解説「最大の護身は人気のない場所に1人で行かないということです」

  「今回は2人連れの前に暴漢が現れ、1人の女の子の手を掴んで連れ去ろうとしています」

解説「2人は大声で助けを求め、片方の女の子は人を呼びに行きます」

  「助けに来てくれた人に暴漢は襲いかかります!」

  「助けに来てくれた人がたまたま少林寺拳法の達人・・・」

  「暴漢はあえ無く捕り押さえられてしまいます・・・」

解説「助けてくれた少林寺拳法の達人は、たまたまロープを持っていました・・・」

  「犯人は少林寺拳法の秘技、縛法(ばくほう)でロープを後ろ手に巻きつけられ

   捕らえられましたとさ・・・」

  という茶番劇・・・いえ女子護身術で会場に笑いを呼びました。

 

体験会では5つのグループに分かれ、1ラウンド20分を5ラウンド行い、5つの全ての武道を1時間40分かけて

体験をしていただきました。小さな子供たちは長時間の体験にかなり疲れたことと思いますが、

最後まで元気いっぱい頑張っていました。

 

この度は、たくさんの皆さまにご観覧、ご参加いただきありがとうございました。

今後も武道の知名度を少しでも向上できればと活動してまいります。

(道院所属の門信徒は一般財団法人少林寺拳法連盟の個人会員として参加しています。)

第40回高知県武道祭

10/10(月)スポーツの日、高知県立武道館において、第40回高知県武道祭が開催されました。

今回は、浜田省司高知県知事が出席して下さいました。

また、第40回の記念、浜田知事の臨席ということもあり、元「鼓童」の太鼓芸術家「日ノHayato」さんの協力を得て、迫力ある太鼓の演奏とともに各団体が入場、開会式が開催されました。

開会式後は高知県少林寺拳法連盟の演武が日ノHayatoさんの太鼓の演奏とともに行われました。

団体基本修練から始まり、単独演武、組演武と続きます。

こちらは、高知大学、高知県立大学、高知中央高等学校少林寺拳法部の岡田部長と中越参与道院長による組演武

日ノHayatoさんの太鼓のおかげでより迫力ある演武となりました!

最後は団体基本演練を行い演武を終えました。

その後は各団体の演武が順次行われ閉会式となりました。こちらは剣道連盟による演武


武道祭終了後は武道の体験教室

体験者の人数は少なかったのですが、岡田先生の指導と高校生、大学生の協力で楽しく行われました。


武道祭終了後の片付けの様子

大太鼓の撤収作業中…

こちらは大太鼓、このサイズ…

搬入、撤収ともに大変でしたが、おかげさまで良い武道祭になりました。

日ノHayatoさん、ありがとうございました‼

(道院所属の門信徒は一般財団法人少林寺拳法連盟の個人会員として参加しています。)

スポーツの秋

10月になり、過ごしやすい時期になりました。

修練をしても、暑すぎず軽く汗をかくことができ、ちょうどいい気温です。

先輩拳士が見習拳士の手を取り技術を教えています。

自分が教わる側から教える側へ…

こちらは11月の昇格考試(昇段試験)に向けて技術科目の確認中。

痛さが伴う技でも必ず交代して技を受けます。「自分も上手になるが、君も一緒に上手になろう!」

この“組手主体”の考え方が少林寺拳法の特徴の一つです。

修練の最後に10/15(土)に行われる南国市スポーツフェスティバル武道祭で発表する全体演練の練習をしました。

 

2022年度本山達磨祭に参加しました!

10/2(日)、本山達磨祭に参加しました。

金剛禅の門信徒は所属の道院、道院長ではなく、この金剛禅総本山少林寺に入門しています。

そのため、本山に行くことは初めてでも本山に帰る“帰山”と言います。帰山すると本山の職員からは「お帰りなさい」と声をかけられます。本日も本山職員の先生方に「お帰りなさい」と声をかけられ仁王門(正門)をくぐります。

当初は当道院の門信徒みんなで参加する予定でしたが、少年部の小学校の多くが運動会のため中止になり、代表道院長、参与道院長、副道院長の3名が参加してきました。(本山行事での帰山はコロナ禍のため、3名とも約三年ぶりになります。)

本来であれば、祭と名の付く通りにこの境内で出店や色々な催しがありますが、これまたコロナ禍の為ため、参加者が門信徒に限定されたため残念ですがありません。

達磨祭法要の目的は、達磨大師の遺徳を偲び、精進を誓うことです。

儀式の様子

導師献香、祭詞奉読、教典唱和(大澤隆管長)

門信徒献香

導師法話(大澤隆管長)

奉納演武

儀式の後は宗昂馬少林寺拳法師家より、いのちの大切さ、生きることの意義についての法話(講話)がありました。

その後、祭壇の前で県教区長の後免道院 道院長、西尾先生とともに記念写真

続いて、本堂で全体修練があり、参与道院長が参加しました。

最後に、車を出していただき一緒に帰山、全体修練にも参加したはずなのに、なぜかこのときの写真に参加していなかった高知旭スポーツ少年団 支部長の大崎先生、本日はありがとうございました。

2022年9月度お楽しみ会

2022/9/30(金)、お楽しみ会を実施しました。

当道院の所在地である南国市の小学校では10/2(日)に運動会を開催する学校が多く、その練習のため拳士はお疲れ気味…

…と思いきやチャンバラを始めると一気に元気、いや必死になります。集中力が違います。

少林寺拳法の修練もこれくらい真剣にやってよ…と思いますが、これはこれで、間合いや呼吸を学ぶ良い修練になっているようです。(こればかりでは困りますが…)

そして、お楽しみ会は参座者が少なかったのですが、保護者も参加してお菓子を景品にじゃんけん大会を行いました。

ちなみに、少年部はやっぱり、ここでも勝敗に一喜一憂、こんな時だけでなく、修練の時にも少しは…と思わずにはいられません。

10月は動きやすい季節になり、多くの行事が行われる季節です。また、感染症も落ち着きを見せ始め、人と接触する機会も増えてくるかと思います。

当道院も引き続き基本的な感染症対策を忘れずに取り組んでいきます。